新年のごあいさつ

    2023年元旦 二本松城趾からの初日の出

     母校安達の創立百周年を祝して

 福島県立安達高等学校同窓会会長 五輪美智子

   新年明けましておめでとうございます。同窓生の皆様におかれましては、お元気で新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。創立百周年実行委員会創設から三年目の今年、母校はめでたくも、創立百周年の慶事を迎えます。ただ今、同窓会役員一同、各委員会の記念事業完遂に向けて、総力を挙げ取り組んでいるところです。二年にわたる募金のお願いに、ご賛同下さった全国の同窓生の皆様をはじめ、快く協賛頂いた地元企業の皆様などから、毎日のように募金が寄せられておりますことに心から感謝申し上げるとともに、励ましのお電話やお便りをお寄せ頂いておりますことにも御礼申し上げます。募金期間は三月末日迄ですので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

   昨年六月に校舎前庭に桜を植樹し八月には正面脇フェンスに設置した「祝福島県立安達高等学校創立100周年」の横断幕を背に、二学期の始業式に登校する達高生の記事が地元新聞に大きく掲載され話題になりました。九月に「百花繚乱」のテーマで、三年に一度の公開文化祭が開催され、同窓会も懐かしい教室に「安達百年のあゆみ」のパネルを展示しました。五十年ぶりに母校の文化祭に達髙生と一緒に参加することができた感動は、言葉にすることができません。 今年は、六月の実行委員会総会までに、式典の式次第・表彰者・招待者・記念品などを決定、準備万端整えて十月二十八日に式典・祝賀会を開催し、記念事業を全て記載してまとめた記念誌を、令和六年二月に発刊する予定です。同窓生の皆様のさらなるご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

   白寿を祝って植樹した桜に、達髙生が「百年桜」という名前をつけてくれました。その桜が、百年目の創立記念日に咲き初めるのを心待ちにして、挨拶といたします。