15期生は古希を迎えた。思えば長生き出来たものである。70歳まで生きることは古来稀なることから古希の言葉が生まれたと言う。寿命は15期生卒業時の昭和38年と比べると格段に伸びた。まさに隔世の感がある。多少の体の好不調はともかく、ここまで生きてこれたことを感謝し喜びたい。大阪難波道頓堀ホテルで平成27年5月10日、13回目の15期生同窓会が「古希同窓会」と銘打って開催された。参加者から寄せて頂いた寄稿を紹介させて頂く。ご寄稿ありがとうございました。 〈芝池正明〉
懐かしく思い出す制服姿の友 毛利 暁子
懐かしい顔々。えーと誰だったっけ…あっそうや ○○ちゃん! ○○君!
二言三言話すうちに52年前の河南の制服を着た友の顔と重なり、懐かしさのあまり涙がにじんできました。
今回の同窓会にはバレー部全員集合!と願ったけれど二人が体調不良の為出席できなくなりとても残念でした。
テニスコートと並んであったバレーコートで、奥野先生(亡)の指導のもと、膝に傷をしながらボールを追っかけた頃の青春の顔に戻り(今は白髪ではあるけど)、昔話に花が咲き楽しいひとときでした。
お世話下さった幹事の皆様ありがとうございました。
思い出が走馬灯のように 牧 仁作
私は愛知県安城市に在住していますので、今まで、同窓会にあまり出席できませんでした。この「15期生古希同窓会」が、皆に会える最後の同窓会になるかも…と思い、「伊勢方面日帰りバスツアー」(H21. 9.28)以来の参加をきめました。
前夜は高校時代の楽しい思い出が、走馬灯のように脳裏をかすめ、寝つきがよくありませんでした。
当日、わくわくしながら安城を出発し、名古屋で近鉄特急に乗り継ぎ、大阪難波の会場「道頓堀ホテル」へ向かいました。
古希同窓会では、卒業アルバムからセレクトした映像が上映され、純真だった河南高校の時代にすぐにタイムスリップしました。
円卓を囲んで、おいしい中華料理にお酒が進み、会話も弾みました。
また、円卓を行き交い、多くの仲間と旧交を温め、楽しく和やかなひと時を過ごさせていただきました。
幹事さんの温かい心遣いで、遠方からの参加者には、スピーチの機会を与えていただいたので、近況を報告させていただきました。楽しいゲームやジャンケンゲームで盛り上がり、最後に全員で校歌 「山あり 高き 金剛の…」 を大合唱して、盛会裏にお開きとなりました。
今後、再会する機会があれば、お互いに「長寿の秘伝」を語り合いたいねと、そんな思いでホテルを後にしました。
女性陣は綺麗 男性も活気有り 東上 剛
古希同窓会の案内が届き、改めて70歳になったんだ。よく生きたもんだなと率直に思ったもんです。会場は、道頓堀ホテルとかで、若い頃そのあたりの繁華街は、「赤い灯、青い灯、灯る街角に…」が大ヒットし、音痴ながらもよく口ずさんだことが思い出されます。
さて、会場では、出席者の女性陣はなかなかきれいで若々しく、男性陣もまだまだ活気のある方々ばかりだと感心した次第です。
まア、しかし、自分の目線で見てそうかもしれないが、私ども子供の世代からだと、じいさん、ばあさんになるのか、孫の世代からだと全く爺婆になってしまうのか、見る位置で変わるのもよく自覚しないと、と思ったもんです。会では幹事のお世話と進行で話しも弾んで瞬く間に過ぎ去り、またの再会を約束しました。もう、既に亡くなった同期生もかなりおられることもあり、これからは、生きる以上はできるだけ健康に気を配り若い世代の負担にならないよう心がけねばと思います。
友からの意外な見方にビックリ 渋谷 啓介
同窓会は暖かい青葉の美しい春でした。55名の参加者を得て楽しいひと時を過ごすことができ、今まで考えても見なかった私への見方・とらえ方をも聞きました。
自分では意識もしていなかったことなので驚きながら当時の学友関係や生活を思い返す機会となりました。
自分でも古希まで生きながらえるとは考えていなかったのですが、高校生の時期を考えると覇気のない老人になってきていることを感じさせられます。
それでも大病もせずに今を迎えていることに感謝をしなければいけないのでしょうね。
出席できなかった友を思いつつ、長い間幹事を務めてくれている皆様にこれで終わりということですが、またの機会を期待するとして感想を閉じることにします。
ありがとう 15期生の皆んなに感謝 !! 川之上政子
制服にあこがれ入学。昭和38年3月に卒業した私。振り返れば第1回同期会が卒業15年目にはじまり、5年毎に。第6回は60歳還暦同窓会。その後2年毎に、京都嵐山「花のいえ」現地集合。伊勢バスツアー・和歌山バスツアーを開催しました。卒業50年目は、母校卒業式に参列後、道頓堀ホテルで。現地集合の有馬温泉で。そして第13回目古希同期会につなぐことができました。それはすべて15期生の皆んなに逢えるチャンスの企画でした。そのつど参加された方には、たくさんの思い出があった事でしょう。
今回の古希同窓会は、元気一杯の55名、どのテーブルもなごやかで、活気に満ちたものでした。一人ひとりに声を掛け、この日を迎えることができて、心よりうれしく、喜びを感じたのは私だけだったでしょうか。
第1回〜今回13回目迄歩んでこられた日々、様々な感謝でした。いろいろな楽しかったこと。恩師や友との別れ…思い出はつきませんね。今を大切にしながら、皆さんあっての私の人生だったように思います。(ひとり、でしゃばって来たような気もしないではないですが…)
15期生の皆さん、本当にありがとう ! !♬いつまでも絶えることなく、友達でいよう
今日の日はさようなら、又あう日まで♬まだまだこの同期会が続くことを願ってやみません。