69期生の卒業式に卒後50年生として11名が来賓として招かれました。
威風堂々と快活で明るく希望に満ちた後輩たちの門出を祝うとともに感動と刺激を受け、その場で列席者全員一致により「卒後50年同窓会」を発起し、母校で打合せを重ね、平成29年9月9日に初めての19期生全体同窓会の開催に至りました。名簿作成、案内状作成、会場設定など苦労しましたが幹事13名が一致協力し振り返れば楽しい6カ月間でした。
卒業生528名に対し、住所判明者349名、不明者151名、物故者28名、出席通知は80名、欠席通知は180名、不達11名でした。恩師へのご招待は12名、欠席通知は6名、3名はすでに他界されており、ご出席をいただけたのは3年1組担任の鍵山忠孝先生、10組担任の松永定治先生と英語担任の山尾(旧姓宇山)邦子先生の3名となりました。
開催日は河南フェスティバル(文化祭)に合わせました。フェスティバルでは演劇・コンサート・ 展 示、模擬店など若きエネルギーが渦巻き2,800名を超える来校者を楽しませ、古希を迎える我々にも新鮮さと感動を与えてくれました。
校舎は木造から鉄筋コンクリートに柔道場とテニスコートは体育館に図書館はたちばな会館にと様変わりしましたが、ふじ棚と400mトラックを誇る運動場は昔通りで50年前の爽やかさと汗臭さ、入学当初の廊下のきしむ音が懐かしく思い出されました。
会場は昭和浪漫漂う「道頓堀ホテル」で28名の物故者への黙祷のあと代表幹事の挨拶に始まり、来賓の恩師から祝辞を頂き、松永先生からは19期生から同窓会の案内がなく寂しくされていた旨の話を頂きました。出席者には宮城県、福岡県、千葉県、滋賀県、愛知県の遠方者もいて高校生活を懐かしむ思いの強さを感じました。
お互い顔をまじまじ見つめ二言三言交わすと50年前にタイムスリップし話も弾んで二次会も瞬く間に過ぎ楽しんで頂けた事に幹事一同は安堵しました。
今はまだ人生100年時代のひと時です。病める人も健やかな人も健康に留意し、新たな刺激を求め社会の名脇役として輝き、またの再会で語り合いましょう。
幹事 中澤一男、石川数雄、庵ノ前博文、筧田治夫、村元保男、東條隆、福田実、木村正人、成川紀久子(松下)、松下あけみ(村井)、髙山和子、菅原信子、井上和美