55回生 白濱 優子 様

Pocket

第27回目は白濱優子様にお願い致しました。
白濱 優子さん 55回生(平成16年卒業)
普通科 バスケ部マネージャー・写真部
【卒業後の略歴】
モード学園ファッションデザイン学科卒業 ファッションの勉強にあけくれる生活を過ごす

某アパレルメーカーでアパレルデザイナーとして就職 だがストレスにより精神疾患になる

入院

実家の法律関連事業のお手伝いをする
やりがいを見出せずボーっと3年間すごす

このままでは嫌だ!と思い、突如東京へ上京

体当たりで懇願し、ライター、ラジオパーソナリティなどを開始。フリーランスで生活

新潟に移住 シェアハウスで暮らす

東京にまた戻ってくる そして結婚

プラスサイズモデルオーディションに受かり、モデル活動開始
なりたかったファッションデザインの仕事をする夢が叶ったのに、ストレスにより病気になり入院することに。
一度は人生に希望を見いだせない時がありましたが、一念発起して東京に上京。
自分のやってみたいことを次々チャレンジし始めました。
ライターやラジオパーソナリティ、そして現在の職のプラスサイズモデルに就けたことも
病気になっていなかったら、できていなかった人生だと思います。そう思えたことで、辛かった出来事も肯定できるようになりました。
【桜台高校での思い出】
「高校デビュー」という言葉のとおり、高校生になってからファッションを楽しむようになりました。自分の好きなものがわかってきたのは高校生の時です。
でも、パーマをかけたりしてしまって進路指導室には大変お世話になりました。笑
初めて恋をしたのも高校生の時。長く付き合える友達ができたことも今振り返るととてもありがたいことです。いろんな感情を教えてくれた楽しい高校生活でした。
受験勉強に突入した3年生の時、わたしはうつ病になりました。いち早く気づいてくれた担任の木村先生のおかげで私は少しの療養生活でなんとか再度、学校に通えるようになりました。
病気になって私が「生きていくのが辛い」と言った時に、木村先生が「あそこの電柱まで歩け。そしたら次の電柱まで歩くんだ。人生は長距離だから、少しずつ少しずつ歩いていけば良い」と言ってくれた言葉が私を救ってくれました。
【現在のご活躍】
現在は、「はまゆっこ」という名前でプラスサイズモデルという仕事をしています。プラスサイズモデルというのは、簡単にいうと、ぽっちゃりした体型のモデルを指します。
昨今では、「ボディポジティブ」という言葉が世界に浸透してきています。これは、プラスサイズの体をありのままに愛そうというムーブメントで、体型にも多様性を取り入れることを目的とした運動です。
高校生時代から太っていることがコンプレックスでしたが、ボディポジティブの考え方に出会って、ありのままの自分を愛せるようになりました。
また自分の気持ちをおざなりにして頑張り続け、うつ病になった経験があるので、モデル活動だけでなく、自分に素直に生きることの大切さをみなさんに伝えていきたいと思っています。
はまゆっこプロフィール
https://lit.link/hamayucco
Twitter
https://twitter.com/hamayucco
Instagram
https://www.instagram.com/hamayucco
note 自分を好きになるためにしたことを文章にしています。
https://note.com/hamayucco
YouTube シラハマTV
夫婦でお得情報を発信しています。
https://www.youtube.com/c/shirahamatv
(編集者より)
白濱さんは編集者の同級生で在学中から友人でした。普通科だけどファッション文化科にいても違和感がないようなカラフルでパワフルなお洒落が大好きな子、という印象でした。
卒業後はSNSを通じて近況を知る仲でしたが、高校在学中のうつ病など今回のインタビューで初めて知ったこともありました。
大変なご経験もされていますが、そんな白濱さんだからこそ書けるnoteブログはとても繊細で優しく私は大ファンです。ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです!
白濱さんを救った木村先生の優しいお言葉にもじぃんときました。大切なエピソードをご紹介くださりありがとうございました。