第五回目はファッション文化科卒業生、村井絵美様にお願い致しました。
村井 絵美さん 55回生(平成16年卒業)
ファッション文化科
【卒業後の略歴】
服飾専門学校卒業後、舞台衣装の仕事を経て現在は実家の鍼治療院で働いています。
【桜台高校での思い出】
受験のきっかけは中学2年生の時に行ったファッションショーでした。自身でデザイン、製作した衣装を着てランウェイを歩く先輩方を見て、私もここに通いたい!と思いました。
いざ授業が始まって気づいたことは、ファッションやデザインする事は好きだけど裁縫が苦手だったことです(笑)はじめは玉結びするのもとても苦労したのを覚えています。
授業ではワンピース、ジャケット、浴衣、アンサンブル等をパターン作成、縫製まで基礎から教えていただきました。高校で培った技術は社会に出て、とても役に立ちました。
1番好きだったのはデザイン画の授業です。創造すること、全身描く上で体幹のバランスを見ることは今の仕事にも役立つ事を自然と学べたと思います。
オリエンテーション、運動会、文化祭、修学旅行、そしてファッションショー。才能溢れるクラスメイトに刺激を受けて過ごした3年間はかけがえのないものです。大人になった今も輝き続けている皆と繋がっていられることをとても幸せに思います。
【現在のご活躍】
初めは家業の手伝いのつもりで受付事務をしていましたが、患者さんが良くなっていく姿を目の当たりにして、鍼は副作用もなく体にいいことを実感するようになり、次第に父の治療を継承していきたいという想いが強くなっていきました。そして仕事の傍ら3年間学校に通い、鍼灸師になりました。
鍼治療を通して、健康のお手伝いができる事に一番のやりがいを感じています。
治療院ではオーリングテストを用いたはり治療をしています。肩こり、腰痛、花粉症、不妊、婦人科疾患、自律神経、めまい、睡眠障害、薬の副作用等…様々な症状ほお悩みの方がお越しになっています。多くの方の力になれるよう人としても治療家としても、日々成長していきたいと思っています。
5月からスタートします『女性のための鍼治療』では同じ女性だからこそ分かる気持ち、悩みを患者さんと共有しながら治療をしていきたいと考えています。
また、趣味が高じて似顔絵やイラストの依頼を受けて描いています。当院HPの似顔絵を描かせていただきました。休日はゆっくりすること、家族や大切な人達と過ごしています。
村井はり健康センター
http://murai-hari.co.jp/sp/
(編集者より)
編集者と同級生の村井さん☺️在学中から治療家のお父様をとても尊敬しているのを感じていました。
高校時代にファッションデザインで培った身体を見るスキルが現在の治療家としてのお仕事にも活かされているのは素晴らしいですね!一生懸命学んだことは業界が違う進路に就いても無駄にはならないのですね。
インタビューにご協力頂きありがとうございました。
桜丘会は10月20日(日)に東急ホテルにて、桜台高校95周年の記念パーティーを開催致します。
卒業生であればどなた様でもご参加頂けます☺️こちらのインタビューにご協力頂いている皆さまとも直接会える機会です。
多くのご卒業生の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております‼️
(正式な詳細は後日改めて投稿致します)