34回生 山村 浩二 様

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皆様、いつもありがとうございます☺️
桜丘会の会員様に高校時代の思い出や卒業後の進路、現在のご職業や活動についてお伺いし、記事として紹介させていただきます。
懐かしい思い出を共有して楽しんで頂いたり、様々な分野でご活躍される皆様のさらなるご発展の一助となれば幸いです。
第42回目は山村浩二様にお願い致しました✨
山村浩二さん 34回生(昭和58年卒業)
普通科 陸上部・美術部
【🌸卒業後の略歴🌸】
アニメーション作家・絵本作家・大学教授
1987年東京造形大学卒業、1990年までクオスタジオ(有)に勤務。1993年ヤマムラアニメーション(有) 設立、代表取締役。
アニメーション制作とイラストレーション制作を中心に活動。
90年代は「カロとピヨブプト」「パクシ」「バベルの本」など子供向け作品を制作。00年代以降は大人も楽しめる短編アニメーションを制作、映画祭、劇場を中心に上映。
2002年「頭山」が、第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー、ザグレプ他世界の主要なアニメーション映画祭で、6つのグランプリを受賞、「今世紀100年の100作品」の1本に選出される。「カフカ 田舎医者」 (07年) がオタワ他7つのグランプリを受賞、長編「幾多の北」(21年)がアヌシー・コントルシャン・クリスタル賞とオタワでグランプリを受賞、「とても短い」(24年)がカンヌ監督週間公式セレクション。アニメーション監督作品の受賞は140を超える。2021年、過去25年間の優れた世界の短編監督25人のトップ2に選出。
愛知万博での展示「ヤマムラアニメーション博物館」(05年)、国立映画アーカイブでの回顧展「アニメーション作家 山村浩二」(23年)など国内外で展示・回顧上映を多数開催。
「おやおや、おやさい」、「ちいさな おおきな き」(第65回小学館児童出版文化賞受賞)、「くじらさんのーたーめならえんやこーら」(第22回日本絵本賞)、「ぱれーど」など100タイトル以上の絵本に携わる。NHK「おかあさんといっしょ」のエンディング曲「べるがなる」の作詞。
川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞、紫綬褒章受章。
映画芸術科学アカデミー会員、国際アニメーション協会日本支部会員、日本アニメーション協会副会長。
http://www.yamamura-animation.jp/Jp_Top.html
【🌸桜台高校での思い出🌸】
在学中は、8mmフィルムでアニメーションや映画を撮っていました。
当時、新任で美術部の顧問でもあった高木先生が、まだインターネットも家庭用ビデオもない時代、16mmフィルムを借り、カナダ国立映画制作庁の短編アニメーションを私のために上映してくれました。そこで見た未知の技法とビジュアルスタイルのアニメーションの驚きが今の活動に繋がっています。
美大への進学も、高木先生からの勧めがなかったら、考えられませんでした。
【🌸桜台高校100周年に寄せて🌸】
桜台高校100周年おめでとうございます。記念のイラストも描かせていただきました。桜台100祭の成功を祈念致します。
(編集者より)
今回は、とても素敵な桜台高校100周年記念イラストを描いてくださった山村さんのインタビューです❣️
高校時代の美術部のエピソードに私もドキドキしました。高校の部活動での小さな出会いが、今の輝かしいご活躍のきっかけになっていたのですね✨
山村さんのイラストがご覧いただける桜台高等学校同窓会ホームページはこちらです☺️
https://dousoukai.site/sakuradai-h/