25回生 山中 弘 様

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第一回目は現桜丘会会長、山中様にお願い致しました。
山中 弘さん 25回生(昭和49年卒)
【 卒業後の略歴 】
名城大学理工学部建築学科卒
徳倉建設㈱に5年間お世話になり、現場監督を経験
昭和58年3月㈱中部パイプライニング設立
平成元年代表取締役に就任(現在35期目)
【 会長からのひとこと 】
私のところは、母が4回生、私が25回生、次男が56回生で親子3世代に渡り桜台卒業生であり、お世話になった分、ボランティアでお返ししたいという気持ちが有ります。
長男の子供達(私の孫)が桜台に入り、親子4世代になるのが夢で、今の桜丘会の職務に励んでいるところです
【 桜台高校での思い出 】
学生時代の思い出として「桜台ランチ」「桜台温泉」「紙麻雀」「バスケット部」というテーマでお話ししたいと思います。
まず、「桜台ランチ」ですが、公立高校でランチがある学校は珍しく、それがたいそう「うまく」「安く」「早く」食べられて、文化祭で他校生が遊びに来ると大いに自慢しておごってやったものです。でも残念な事に私が2年生か3年生の時に無くなってしまい、大変がっかりした事を思い出します。
次に「桜台温泉」ですが、これはぬるま湯につかってなかなか抜け出せないという現象を表しますが、まさにその通りで泥沼化した自分がいました。
次に「紙麻雀」ですが、私の2年生の頃に教室で紙麻雀が流行して、放課後毎日にようにやっていました。ある時、部活の時間を忘れてやっていましたら後輩に見つかってしまい、その後遅れて部活に参加したのですがパスまわしで、足がおいつけずフラフラになって足がもつれた事を思い出します。
最後に「バスケット部」ですが、桜田中学との対外試合です。桜台高校VS桜田中学で、中学生が高校生に挑戦するというスタイルですが、普段の試合ではなかなかスターティングメンバーになれない私が、この試合ばかりはスターティングメンバーに選ばれ、顧問から「お前達、負けたら分かっとるな」という半ば脅しような励ましをいただき、試合をやりましたところ、やはり中学生と高校生では動きが全然違う事が分かり、圧勝した思い出があります。
【 現在のご活躍 】
私が経営しています㈱中部パイプライニングの紹介をさせていただきます。
「ライニング」とは「裏地」「裏あて」という意味です。
今はなくなりましたが、35年前に営業を始めた頃ですが、まず「ライニング」とは「こういう物ですよ」という説明から入り、ご納得をいただいてパンフレットの説明に入ったものでした。
給水管でも排水管でも築20年を過ぎると、鉄管の中に錆が発生します。この錆がいろいろに悪さをします。まず給水管では「赤水が出る」「水圧、水量の低下」排水管では「流れがそがいされる」しいては「漏水」につながっていきます。
そうなる前に弊社は、配管内に特殊な砂を打ち込み、砂の勢いで錆を研磨し、特殊な樹脂で内面をコーティングをするという物で、鉄管の中にもう1つビニールの管を作ってやって錆ない管を作るというもので、いわば給水管、排水管の既存のパイプのリフォーム(リニューアル)をして、配管を延命させる方法であります。
配管にいろいろな不具合が生じてきたら、まずファイバースコープ(胃カメラと同様)で配管内を調査して、次に実際の配管を抜き取り(サンプリング)をして、現状を確認し、図面をお借りし、見積り、施工計画書を立案します。
どうぞご用命をお待ちしています。
http://www.chubupipe.com/index.html
(編集者より)
桜台温泉という言葉を久しぶりに聞き、とても懐かしくなりました
部活動のエピソードも高校生らしく、今振り返るととても微笑ましいですね。桜台ランチを知らない世代の編集者はとても興味深く拝読させて頂きました。食べてみたかったです
パイプのリフォームのスペシャリストとして現在35期目の会社を経営される山中会長、桜台高校への愛情を感じる温かい記事をお寄せいただきありがとうございました