31回生 中村 義幸 様

Pocket

第24回目は中村義幸様にお願い致しました。

中村義幸さん 31回生(昭和55年卒業)

普通科 ハンドボール部

【卒業後の略歴】

一浪後、東海工業専門学校土木工学科卒業後、東海市の八島建設合資会社に入社、現在ナカミライズホールディングス代表取締役社長としてグループ会社8社の代表を務めてます。

https://youtu.be/Ep7GU7-aMzQ

【桜台高校での思い出】

桜台高校の時は不良だった私を稲石先生がハンドボール部に入れてくださり3年の時は担任になって頂きました。2年の時にミスター桜台の投票が文化祭の時にあり当時、被服科(今のファッション文化科)に3年の彼女が居てそのおかげでミスター桜台になってしまいました。

【現在のご活躍】

卒業後は共通一次試験は諦め私大文系に絞り大学受験(無謀にも早稲田の商学部)に見事に失敗して一浪して予備校に在学中に夏期講習のお金を使って彼女と旅行して父にばれて父がやっていた土建屋に強制的に就職させられたが専門知識がなくては将来も下請けだと思って、それから私大文系から理系の大学は到底無理だと思い専門学校を探して父に頼みましたが二度とお前には騙されん!と一喝され願書の締め切りに間に合わないと半ば諦めてた時母が学費はなんとかするから入学したらと言ってくれ二年間通うことが出来ました。先に現場を経験していたので学校での座学がそれまでの仕事の疑問を解決してくれるので初めて勉強が面白いと思いました。

ホノルルマラソンは2008年の1月に新春のセミナーがありその講師がキリマンジャロに登ったとかホノルルマラソンで完走したとか自慢話をするのですがどう見ても腹の出たおじさんにしか見えないんです。それまでマラソンは特別な人しか出来ないスポーツだと思ってましたがこの人が完走したなら俺にも出来るんじゃないかなって言う何か妙な自信が出て来て講演後「どうしたらマラソンで完走できるんですか?」と質問したら「簡単です。ホノルルマラソンに申し込めばいい。」と言われ素直にその場で家族と旅行会社の友人に電話してホノルルマラソンに行きたい旨を伝えました。まだツアー申し込みは始まってないがわかったと言われて一安心してました。

それから色々な人に練習してますか?とかシューズは良いものを選んだ方が良いとか言われまだ何もしてないと伝えるとマラソンを舐めてはダメだとお叱りを受けました。そして愛知教育大学の堤さんと言う先生がやってる練習会を紹介してもらい一夏通いました。そこでまたランナーの皆さんと仲良くなり名城公園で夜練習する仲間に入れて貰いました。

マラソンを通じて色々な人と出会い沢山のアドバイスを頂き何とか2008年の12月に完走する事が出来ました。何事もやると心に決めることが大切で先を憂えたりする心が行動を止めてしまうと思います。結果はどうあれスタートを切れば何とかなるとそれからは仕事でもドンドントライしてます。

(編集者より)

卒業後のエピソードが個人的に大変興味深かった中村さん。勉強が面白くなったきっかけが先に経験した現場での疑問が解消することだったというのがなるほどと思いました!

後のマラソンにしても詳しくはわからなくても先ずやってみるという姿勢からたくさんのものを得られているお姿が素敵だと思います。

そして私の頃にはなかった「ミスター桜台」というのも気になります。年上の彼女がいたなんて、モテモテだったのですね!

インタビューにご協力いただきありがとうございました‼️