ごあいさつ

 このたび、千葉県立佐倉高等学校硬式野球部OB会の会長を務めることとなりました中村康男です。まずは、前会長である故加藤哲夫氏のご冥福を心からお祈り申しあげます。

 さて、佐倉高校硬式野球部OB会は、会員相互の親睦と融和を図ることと、現役への物心両面にわたって支援することを目的として、昭和48年10月28日に設立総会を開催し、以後、活動を続けています。活動内容としましては、千葉県高等学校OB野球連合会が主催する「硬式球を使った大会への参加」や「ゴルフ大会への参加」に加え、総会の開催や公式戦への応援、さらに現役への援助を行っているところです。

 ところで、明治29年(1896年)に、千葉県下で初めて創部された佐倉高等学校野球部です。この年は、第一高等学校(現在の東京大学)が、横浜外国人チームに勝利し、野球人気が全国的に高まった年だそうです。その後、大正4年(1915年)に全国中等学校優勝野球大会(現在の夏の甲子園大会)が始まりました。以来、われらが母校は、いまだ全国大会へは出場しておりません。現役以上に夢を見て、鬼籍に入られた先輩方の分まで応援し、何とか、全国大会に出場して欲しい。さらに、試合終了後に、現役・OB・保護者・地域の方など、みんなで肩を組んで、高らかに校歌を歌いたいところです。大正・昭和・平成は、届きませんでしたが、令和という新しい時代を迎え、現役の活躍に大いに期待しております。

 OBの皆様におかれましても、さらなる応援のほど、よろしくお願いいたします。

 結びに、佐倉高校硬式野球部OBの皆様におかれましては、ますますご健勝のことと存じます。また、日頃から、佐倉高校硬式野球部を応援していただいている皆様におかれましては、厚く御礼申しあげます。

 今後も、OB会の皆様の様々な意見を取り入れながら、会の運営を充実してまいりますので、ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。