※『近代日本と戦死者祭祀』御茶の水書房、2005年12月刊
とくに墓碑・慰霊碑・忠魂碑などの金石文資料をもとに、総合研究大学院大学(国立歴史民俗博物館)に提出した学位(博士)論文を一冊に成したもの。処女作の修士論文「群馬県下における戦没者慰霊施設の展開」を収録。近代の戊辰以来の内戦の場合と対外戦争との場合に分けて、事例研究の成果をまとめたもので、処女単著でもある。
※『反政府軍戦没者の慰霊』御茶の水書房、2013年6月刊
靖国(国家)祭祀の対象から排除された、「朝敵・賊軍」とされた人々の更なる慰霊実態の解明をめざした。事例としては「戊辰上野の戦い」と「会津戊辰戦役」、そして明治10年の「西南戦役」の場合を取り上げた。
※『対外戦争戦没者の慰霊─敗戦までの展開─』御茶の水書房、2018年5月刊
恐れ多くもドイツの哲学者カントの「三批判書」に倣い、「戦没者慰霊研究の三部作」目として執筆した。ある書評で、「戦没者慰霊の通史」を書こうとしたもので、「これは壮大な試みである」と過分に評価された。
※『近代群馬と戦没者慰霊』御茶の水書房、2020年3月刊
※『近代日本と高崎陸軍埋葬地』御茶の水書房、2021年1月刊
※『「北鎮都市」札幌と戦没者慰霊』御茶の水書房、2021年12月刊
※『幕末維新と国事殉難戦没者』御茶の水書房、 2023年1月刊
※『関東・東北戊辰戦役と国事殉難戦没者』御茶の水書房、2023年12月刊



