西端春枝東大谷成美会会長が令和2年6月6日、99歳でご逝去されました。

 心よりご冥福を念じ上げます。

 昨年叙勲され、又、白寿を迎えられるお祝い会を、予定されていた春から秋に延期され「秋には皆様にお会いできるのを楽しみにしております」とメッセージをいただいておりましたのに残念でございます。

 昭和52年に成美会会長に就任され、平成27年まで38年間もの長きに渡りご尽力下さいました。 浄土真宗のお寺にお生まれになり、幼少の頃から了秀校祖とも、幼かった恵先生とも、お顔見知りであったと伺っております。お母様の強い願いで入られた大谷女子校を卒業する時の了秀先生の「朝終礼で身につけた大谷の心を、皆が忘れないように」という願いを守るべく、同窓会活動に力を注いでこられました。

 出会いの縁をよろこび、感謝の心を持って接していかれるお姿に感動し、多くのことを学ばせていただきました。また沢山の良いお話しを残して下さいました。慈愛に満ちたお声でのお話しをもうお聞きすることができないのが残念です。いつも元気がでるように励まして下さったことを胸にしまって大切にしたいと思います。ありがとうございました。合掌 

 

大谷成美会会長 下村幾子