村田俊一(第24回卒) 関西学院大学特別任期制教授 兼 国連・外交統括センター長

同窓生の活躍

プロフィール

村田 俊一氏は、長年にわたり国連開発計画(UNDP)をはじめとする国際機関で要職を歴任され、国際開発・外交の分野で多大な貢献を果たされてきた専門家です。現在は、関西学院大学 特別任期制教授 兼 国連・外交統括センター長として教鞭を執りながら、国連大学サスティナビリティ高等研究所アドバイザー・客員教授外務省独立行政法人評価アドバイザーとしても活躍されています。


 

詳細

学歴・キャリア初期
村田氏は、1976年に関西学院大学法学部政治学科を卒業。その後、米国ジョージワシントン大学院修士課程(国際政治専攻)、同博士課程を修了されました。さらに、ハーバード大学大学院ケネディスクール管理職特設プログラム修士課程(組織管理学専攻)も修了されています。

国連での国際的な活躍
国連開発計画(UNDP)では、ウガンダ、エチオピア、スーダン、中国、モンゴル、フィリピンなど、世界各地の常駐代表事務所での勤務を経験。1999年よりブータン常駐代表兼国連常駐調整官に就任し、ブータンにおける国連の活動を統括されました。

帰国後のキャリア
2002年より関西学院大学総合政策学部教授に就任し、国際経験を次世代の育成に活かされます。2006年からは再び国連のフィールドに戻り、UNDP駐日代表を務められました。2011年よりは、アジア太平洋地域の開発課題に取り組む国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)事務局次長等を歴任されました。

教育・研究への回帰と現在
2015年秋学期より関西学院大学総合政策学部特別客員教授、2016年4月より同大学総合政策学部国際政策学科専任教授兼国連・外交関連プログラム室室長に就任し、国連や外交分野における研究・教育活動を推進されました。

2020年からは国連大学サスティナビリティ高等研究所アドバイサー・客員教授を兼任。
そして、2024年4月からは関西学院大学国連・外交統括センター長に就任され、引き続き国際社会と連携した高度な教育・研究をリードされています。

(村田氏は、国連フォーラムの「国連職員NOW!」にてインタビュー記事が掲載された実績もお持ちです。)


 

著書

タイトル:学生たちは挑戦する(開発途上国におけるユースボランティアの20年)K.G.りぷれっと№60
出版者・発行元:関西学院大学出版会
出版年月:2025年9月
著者:村田俊一 編著

 

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