樟樹会会長 妹尾 次郎樟樹会会長 妹尾 次郎

同窓生の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 平素は、樟樹会活動に対しまして格別のご理解とご協力を賜りまして、誠に有難うございます。 心より厚く御礼申し上げます。

樟樹会は、「会員相互の親睦を図り、本校及び会員の向上及び発展に寄与する」ことを目的として、昭和28年(1953年)に本部が設立されました。その後、創立70周年を控えた昭和62年(1987年)に東京樟樹会、近畿くすのき会、松山樟樹会がそれぞれ設立されました。そして、創立90周年の平成21年(2009年)に東京樟樹会が東日本樟樹会に名称を改め、現在に至っております。ここまで至るには、本部並びに各支部の歴代会長様を始め多くの同窓生、教職員の方々の弛まぬ努力の積み重ねの賜であると、心より敬意を表しますと共に感謝申し上げます。

新居浜西高等学校は、今年で創立106年を迎えます。この間、3万人以上の卒業生が旅立ち、様々な業界や世界で活躍をされておりますことは、大変誇らしく名誉なことでもあります。母校に対する想いは、人様々かと思いますが、多感な三年間を新居浜西高等学校で過ごしたことが、私たちの人生の大きな礎の一つになっているのではないでしょうか。

同窓会といたしましては、先述致しました目的を達成するために、母校と同窓生との絆を大切にした活動を今後も継続して取り組んで参る所存でございます。引き続き、樟樹会へのご支援とご協力をお願い申し上げます。

結びに、皆様方のご健勝とご多幸を、そして母校の更なる発展を心より祈念申し上げます。ありがとうございました。


 

学校長 日野 右子学校長 日野 右子

着任から早くも1年余りが過ぎました校長の日野でございます。樟樹会の皆様には、日頃より母校に対して物心両面にわたり格別の御支援をいただいておりますことに、まずは厚く御礼申し上げます。

本校は今年度で創立107年目を迎え、全日制788名、定時制41名でスタートしました。昨年5月の新型コロナウイルス感染症の5類移行を受けて、各種大会や諸行事も制限なく実施できるようになり、学校にも活気が戻ってきております。生徒たちは学業に励みながら、部活動や学校行事にも全力を注いでおり、西高生らしく高いレベルの文武両道を実現してくれています。運動部・文化部ともに多数の全国大会出場者を送り出すとともに、今春の進学実績においても、国公立大学現役合格率63.5%、うち難関10大学+医学部医学科が10.7%と、近年では最高の結果となりました。

しかし、近年の少子化と生徒保護者の希望の多様化の影響は避けられず、入学者の数は2年続いて定員を割り込んでおり、志願者の確保は喫緊の課題です。地域の期待に応え、地域から信頼される、魅力ある学校であり続けるために、教職員が一丸となって、「学力の向上」「可能性の追求」「豊かな人間性とたくましい心身の育成」を柱に、生徒たちに、未来を拓く真の力を育成していく所存です。

新しい教育課程においては、学力の評価に「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の三つの観点を用います。自ら学びに向かう姿勢や、経験したことを伝える力、対話を通して学びを深めていくことなどが一層重視される中で、本校では総合的な探究の時間をモデルチェンジし、進路探究に加えて生徒が自分で選んだテーマに取り組む課題研究に力を入れることになりました。

この課題研究を充実させるには、教員だけではカバーしきれない専門的な分野もあり、ぜひ同窓生の方のお力をお借りしたいと考えております。大学生の方は現在学んでいる分野に関して、また社会人の方はお仕事で扱われていることについて、後輩たちの学びをサポートしていただける方を募集しております。詳細はこのホームページにも掲載しておりますので、御来校いただける方だけでなくオンライン等で協力可能な方も、ぜひお気軽に御登録いただければと思います。今後とも母校への厚い御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。

今回のホームページのリニューアルが、樟樹会のますますの発展の契機となることを祈念して、御挨拶とさせていただきます。