10月12日(日)、まだ少し暑さが残る外大キャンパスの片隅の三木記念会館において、ウィメンズくらぶ第29回講演会&交流会が開催されました。
今回は講師に北村志帆さん(学45C・佐賀県庁勤務)をお迎えしました。
卒業後入社した東京のコンサル会社での奮闘、上海に移住し市場調査の仕事に打ち込んだ日々を経て、故郷・佐賀に戻り県庁職員になってからは、既存の枠にはまらない行政手腕で大活躍されています。
海外戦略(上海デスク代表)に始まり、県の施策にデザインの視点を導入する「さがデザイン」担当、県のコスメティック産業の推進、さらに「国民スポーツ大会 SAGA2024」式典の統括など、「何のためにやるのか? 前例踏襲でいいのか? 何を成し遂げたいのか?」を常に問い、成果を上げてこられました。
「それまでの失敗や経験が、今の自分をかたち作ってくれたという確信があります」というお言葉通り、懸命にもがいた若い日々のことをも率直に話して下さる北村さんに深く共感しました。
講演終了後は質疑応答コーナーとなり、独自の発展を続ける佐賀県の県政を初めて詳しく知った参加者から驚きと称賛の声が上がりました。終了後のアンケートには「何度も心が折れることがあったかと思うが、そのたびに乗り越えられた強さは素晴らしい」「非常にエネルギッシュなキャラクターに感銘を受けた」などの声が寄せられました。
北村さん、ご参加の皆様、ありがとうございました。





