同窓会会長挨拶
金沢西高等学校同窓会会長 徳永健一
令和5年9月30日の定時総会にて石川県立金沢西高等学校同窓会会長の任を仰せつかった10期の徳永健一です。
我母校の石川県立金沢西高等学校は今年で50周年になり同窓生数も今年48期生を迎えますと17,000名を超える方々を輩出します。これは学校関係者やPTAの方々の支えの賜物でありここまでの歴史を積み重ねることができたことに感謝申し上げます。
私達の世代の校舎は現在の石川県庁駐車場に位置し、当時は梨畑と田んぼしかない場所で、我母校と石川県工業試験場、少し離れて石川県立中央病院しかない田園風景のド真ん中の場所でした。冬は通学路の一部がシベリア街道に変貌し通学途中にホワイトアウトで道を見失い遭難者が出るくらいの場所でした。今の在校生も冬には海からの強風で通学が困難な日があるとお聞きしますが、通学に難をすることは伝統だと思います。
これから同窓会活動は在校生の支援と同窓生が繋がる会として事業を行って参りたいと思います。本年の在校生支援事業として50周年ということで、授業がより快適にできるように単焦点プロジェクターを全教室に設置させて頂きました。これにより先生方から「資料を効率よく使いながらの進めることができるので授業の進行がしやすくなったと」いうお言葉も頂きました。これからも在校生支援を積極的に行って参りたいと思います。
同窓生が繋がる会としては30、40代の若い世代の役員と共にどうすれば同窓会行事に参加しやすいかを考えて参りたいと思います。また、世代別だけの会ではなく職業別や職域別の会を設け社会活動に関わりやすい会も設置できればと思っております。
若い学校と云わてきましたが50年という歴史になりました。社会で「金沢西高等学校出身」と胸を張れるように活動にして参ります。
皆様のご協力と参画をお待ちしております。
学校長挨拶
石川県立金沢西高等学校 学校長
瀬戸 博邦
同窓会の皆様には日頃より本校の教育活動に対し、ご理解・ご協力を賜り感謝申し上げます。今年度より学校長に着任しました 瀬戸博邦です。本校9期卒業生です。
今、学校長という立場で母校西高での赴任となり、喜びとともに大きな使命感を抱いております。金沢西高校のさらなる発展のため、教職員一同「チーム西高」として取り組んでまいります。
本校は、昭和49年4月に金沢市内6番目の男女共学校として5クラス200名でスタートしました。それから半世紀の時が経ち、令和5年に創立50周年を迎え、歴史と伝統ある学校へと変遷を遂げております。
現在、27クラス1000名を超える生徒が在籍する、県下有数の大規模校に発展拡充しております。これから60年70年と歩みを続けていく中で、地元に愛され、地元に必要となる人材の育成に努めていくことが求められております。
本校で学ぶ生徒が、教育理念「清純」「創造」「自主」「協調」、そして教育目標の下、自らの高い志と目標に向かって、「CHALLENGE」を掲げ、未知なる世界の扉を自らの力で開くことができるよう、しなやかでたくましい精神力をもち、自身の描く未来に向かう力を身につけてほしいと願っています。
本年度も生徒の皆さんのさらなる成長と金沢西高校の発展のために、同窓会の皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。