体育祭 2日間の熱戦レポート

生徒が待ちに待った体育祭が、5月1日・2日に実施されました。

 郁文館の体育祭のテーマは「一生懸命はカッコいい」です。開会式では、渡邉理事長より、「参加選手はもちろんのこと、応援する生徒、運営する生徒までそれぞれが主役として輝いてほしい。全員がど真ん中で、グラウンドの隅から隅まで使って、めいいっぱい楽しんでほしい。」というメッセージが送られました。

 今年は、棒引きや騎馬戦、台風の目などの毎年恒例のプログラムに加え、郁文カウボーイズという新種目が追加されました。騎馬を組んだ生徒らが、カウボーイのように投げ縄を使い、段ボールで作られた牛の上から巨大な牛乳パックを落とすという斬新な種目で、牛乳パックめがけて力強く縄を回す仲間に、応援席から大きな声援が飛び交いました。

  名物の「中学3年生によるソーラン節」や「グローバル高校によるハカ」は圧巻でした。体育祭を見に来ていた保護者からは「中高生とは思えないほど迫力がある」と感嘆の声があがり、グラウンドがざわめきました。本気で取り組んだ努力の成果が発揮され、一体感がありながらも、生徒1人ひとりの個性が光る迫力のある演舞となりました。

 また郁文館の体育祭は、チアダンス部、ダンス部による演舞披露の場があります。競技に奮闘していた生徒たちの雰囲気をガラッと変え、体育祭を華やかに盛り上げました。

 ここ数年は、コロナウイルスの影響で、思いっきり体育祭を楽しむ経験ができていない生徒も多いのではないかと思います。そんな中、今年は両日程ともに、大きな声援が響き渡り、白熱した戦いが繰り広げられました。

 優勝は白団の「unicorn white」でしたが、誰一人力を抜くことなく、一生懸命に取り組む姿に教職員一同熱い思いを感じる今年の体育祭でした。