学園理事長挨拶
2020年度 学園新理事長挨拶
学校法人愛徳学園・同窓会の皆様
「神様のご計画にお委ねして生きましょう。神様の恵みに協力するなら、すべてお世話してくださるでしょう。すべてにおいて、すべてのことについて、神様のみ旨が行われますように!」(聖ホアキナの書簡 NO.33)
この度、私こと上田還子は、5月1日付けをもちまして学校法人愛徳学園理事長に就任いたしました。 皆様のご支援・ご理解をいただきながら、この重責を果たして参りたいと思います。 私自身、学園勤務経験がありませんので皆様にとっては、初めてお聞きになる名前かと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
理事長に就任して一か月が経ちましたが、毎日の業務をこなすのが精一杯の日々です。 早く皆様にお目にかかってご挨拶と思っておりますが、この状況下ではできません。 学園もやっと6月から短縮授業を始めることができ、園内・校内に園児・児童・生徒の元気な声、笑顔が戻り本来の愛徳学園になりました。 受け入れ態勢を整えるために、教職員お皆様のご苦労は大変なものでした。 新型コロナウィルスの一日も早い終息を願わずにはいられません。
さて近年、愛徳学園の運営を取り巻く状況はとても厳しいものがあります。 少子化問題と並行して、児童・生徒数が減少傾向にあり、その加速度は年ごとに早くなってきております。 機会あるごとに生徒たちの学園の様子に接しておりますが、とても細やかで愛深く一人一人が大切にされていると感じています。 このようなキリスト教育に基づく「愛の教育」による一貫した女子教育のすばらしさを多くの方に体験していただけたらと思います。 今の時代だからこそ、愛徳学園が目指す「教育理念・方針」が重要かと考えます。そのために、是非みなさまのお力をいただきたいのです。 愛徳で学ぶすべての園児・児童・生徒がよりよい教育を受けるために、皆様が日ごろ感じておられることを忌憚なくお話くださればと思います。 ご来校をお待ちしております。
最後になりましたが、皆様お一人お一人の上に、御家族の皆様の上に、神様の祝福と恵が豊かにありますように心からお祈りいたします。