駐車場整理、受付、誘導等のスタッフは、卒業して3年目までのOBOGたちが担うのが伝統だそうで、初々しいスーツに身を包んだ卒業生がてきぱきと一生懸命務めている姿がほほえましかったです。
校歌の演奏で幕を開けた第1ステージは、コンクール曲を中心に、長く練習を重ねてきた大曲の緊張感あふれる演奏。会場の雰囲気もピリッと引き締まります。県北大会を突破し県大会に駒をすすめた演奏は力強くも繊細で、情熱が伝わってきました。
一方、2ステージ以降は、木管、金管、パーカッションに分かれてのアンサンブル曲、それに続くドリル演奏、アニメやロックを題材にした曲では、瑞々しい感性いっぱいのステージ。会場にも笑顔があふれ、メンバーに促されて手拍子参加をして音楽の一体感を楽しみました。
そして、プログラムが進むにつれ、毎年のことながら、どこか不思議な緊張感が現れます。それは、この定期演奏会が、3年生にとって、部活動引退の演奏になることを、ステージはもちろん、客席の多くの方は知っているから。曲のあちこちにソロパートが折り込まれ、特に3年生の登場には拍手の音も大きくなります。
終演間際には1,2年生から3年生への曲のプレゼント。壁面に投影された懐かしい写真のスライドショーとともに1人1人へ温かい感謝とエールのメッセージを添えて顧問の伊藤先生からお花を贈られ、フィナーレは全員でのアンコール演奏で幕を閉じました。
会場には多くのご家族、お友達、そしていろいろな世代のOBOGの皆さんも詰め掛け、温かい拍手が送られていました。
これだけの演奏会を開くためには、演奏はもちろん多くの企画・準備をするのは並大抵のことではないと思います。皆さん心ひとつに頑張ったことがよくわかる素晴らしい演奏会でした。ありがとうございました。
(会報編集委員:鹿又いづみ)

