公開ESD発表会開催! 東北大会に3名出場

 9月5日(木)二本松市民会館において令和6年度公開ESD発表会が開催され、校内選考に選ばれた10名が、探究活動の成果を発表しました。

生徒、教員のみならず、来賓や保護者の皆さんの投票により、最優秀賞、優秀賞が決まり、ポスター部門と合わせて3名が東北大会に出場します。

 

 

  本校のESD(持続可能な開発のための教育)とは

 東日本大震災と原発事故後、本校では独自の復興教育が始まりました。

自然科学部を中心として放射線への対応を学び、再生可能エネルギーについての理解を深め、これらの課題の把握と克服について考え、国内外に発信しました。

 この活動がESDの理念に沿うものであることから、その推進拠点となるユネスコスクールへの加盟を申請し、平成24年に県内初のユネスコスクールとして承認されました。

  「ユネスコスクールとして」                    佐藤直美(平成3年卒・職員)

 令和3年度より、学校全体で組織的にESDを推進していく体制、所謂「ホールスクールアプローチ」の導入に踏み切ったことで生徒のみならず、教員の意識にも変容がみられるようになった。その成果は生徒たちの探究活動にも生き生きと反映され、毎年9月に行われる公開ESD発表会では、年を追うごとに「自分事」として研究発表を行う生徒が増えてきた。実際、東北地区のユネスコスクール探究型学習発表会で表彰を受ける生徒を毎年のように輩出するなど、内外から安逹高校の探究活動は高い評価を得ている。

 百年の歴史を築いてきた安逹高校が、次の百年へ向けて継承すべき学校文化、それはESDだ。このような財産を残してくださった諸先生方に深く感謝申し上げるとともに、比の先も永く継承されることを切に願う。(創立100周年記念誌より抜粋)

R6ESD発表結果のサムネイル