
2026年元旦 二本松城址から見た初日の出
「千歳をかねて たのしきを積め」
福島県立安達高等学校同窓会会長 五輪美智子
新年明けましておめでとうございます。全国の同窓生の皆様におかれましては、お元気で新春をお迎えの事と、心からお慶び申し上げます。百年桜満開の入学式に、伝統の制服に身をつつんだ117名の新入生を迎え、母校は創立102年の春を力強くスタートしました。昨年に勝る部活動の大活躍あり、1500人を超す来場者で大盛況だった公開大文化祭ありで、同窓生はもとより、多くの二本松市民の皆様を楽しませ、喜ばせてくれました。
「安達高校新百年へ地域の未来を創造します」のスローガンを着実に実践してゆく達高生の姿に、時に感涙にむせび、時に快哉を叫んだのは、私だけではありません。中でもカヌー部の安斎勇真さん(3年)のスプリントカヤックシングル500メートルのインターハイ優勝、続く国民体育大会での優勝の二冠は新聞第一面を飾りました。三年間の練習の成果を遺憾なく発揮し、先頭を守り抜いた姿をプリントした優勝祝いの垂れ幕を見上げては、母校の年表に新たな歩みを刻み続ける達高生が、誇らしくてなりません。
皆様のご協力により創設された「メモリアル基金」も運用3年目になり、芸術鑑賞会・各種検定試験・公開大文化祭クラス企画・ユネスコスクール活動等の補助に有効に活用されました。詳細は会報やホームページにて報告いたしますので、是非御覧下さい。
同窓会本部の活動では、5月に常任幹事会、6月に総会を開催し、44年間据え置きだった同窓会入会金の値上げ、懸案の総会日程の固定、監事1名の改選等の重要案件を認めて頂きました。また事業計画に従い出席させて頂いた7支部のまゆみ会総会では、懐かしい思い出話から、少子高齢化社会での同窓会の課題に至るまで、示唆に富むご意見やアドバイスをお聞かせ頂き、有意義な時間を過ごす事が出来ました。誠に有り難うございました。
「新しき 年の始めに かくしこそ 千歳をかねて たのしきを積め」という歌が古今集に有ります。すべてを吉事に転じてくれる「直毘」の神に、千年先まで楽しい日々が続くようにと薪を積んでお願いする歌です。「たのしき」に「楽し木」を掛けたこの歌のように、今年も、同窓の皆様に、そして我らが母校安達高校に、楽しい事がたくさん有りますようにとの思いを込めて、新年のご挨拶といたします。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
